【アーカイブ配信中】介護の生理学研究会を開催いたしました
2022.02.19
厚生労働省補助事業「令和3年度 介護の仕事魅力う発信事業」として、株式会社シルバーウッドは2月19日に「介護の生理学研究会」を開催いたしました。
全国1200名の方に参加申し込みいただき、大盛況のうちに開催終了いたしました。
アーカイブ動画はYouTubeにてご覧いただけます。
https://youtu.be/8n5M2mFD68Y
■開催背景
介護は、利用者一人ひとりの生活に寄り添い、個人に適したケアを行うことが重要です。一方で、人間を生理学的にみると、人体の構造と機能は個人によらない部分が多く、より良いケアを行うためには、生物体としての人間の見方を獲得することも重要です。
たとえば、発熱への介護は、体熱の産生や放熱の仕組みを知らなければならないし、排泄の介護は、直腸や肛門、尿道や膀胱の構造や仕組みを知ることが求められます。
それを生活を整える実践につなげるために、歴史や文化など社会科学の視点も融合させることで、ケアの創意工夫とアイデアの幅がさらに広がり、介護の仕事の専門性と魅力を再認識する機会になると私たちは考えています。
■介護の生理学研究会とは
介護の生理学研究会では、いくつかの介護行為について、生理学の視点からケアの実践に至るまでの思考過程を探求しました。マネジメントスタンダードプログラム for kaigo等で学んだチームが発表し、審査員が講評しました。また、飯田大輔氏(社会福祉法人福祉楽団 理事長)による講演「介護とは何か?」や審査員によるトークセッションも行いました。
10:30 開会
10:40 講演「介護とは何か?」 飯田大輔氏
11:50 各テーマの探求 ※途中昼休憩あり
15:25 審査員によるトークセッション
17:00 審査員賞発表
17:30 閉会
■審査員
飯田大輔 社会福祉法人福祉楽団 理事長
金井一薫 ナイチンゲール看護研究所 所長
堀田聰子 慶應義塾大学大学院 教授(認知症未来共創ハブリーダー)
佐々木淳 医療法人社団悠翔会理事長・診療部長
菊井徹也 一般社団法人高齢者住宅協会 副会長(SOMPOケア株式会社 取締役執行役員)
石田路子 高齢者社会をよくする女性の会 理事(介護給付費分科会委員)
松岡宗嗣 一般社団法人fair 代表理事
<コーディネーター>
下河原忠道 株式会社シルバーウッド 代表取締役
■介護の生理学研究会 公式サイト
https://think-life.net/event/
■お問い合わせ先
msp@silverwood.co.jp (株式会社シルバーウッド)