第2話 お母さんの疑問「空室問題」
そうね・・・確かに。相続税を考えたら駐車場より 賃貸住宅のほうがよさそうね…。
でも・・・賃貸住宅を建てても 人が入居しなかったら

お父さんは相続税のことしか頭にないけど、実際どうなのか調べてみようかしら。
相続税が下がるぞ!

賃貸住宅の空室率の増加

賃貸住宅戸数と空き室率推移

アパートの空室率が増えているのね。調べてみてよかったわ。

プロからのアドバイス

賃貸住宅の戸数は増加しているなか、空室率も年々増加しています。
立地などにより異なりますが、賃貸住宅を建てれば入居者が集まるというものではありませんし、年数が経てば賃料が下がっていくことに注意して、アパートやマンションの賃貸住宅の計画は検討する必要があるでしょう。

老朽化したアパートなどの場合、空室だけではなく、管理や修繕の問題、不良な入居者、地震被害などの問題が発生しかねません。将来、相続した子どもたちが苦労することになりかねませんので、今後のことを考えて、新たな土地活用などを検討していくことが必要でしょう。

< 老朽化したアパートの問題点 >空室 不良な入居者 管理・修繕 地震被害の発生

容易に賃貸住宅を建てちゃうと
空室とか修繕とかいろんな問題がでてくるみたいよ。
ねぇ、あなた、ちゃんと考えてるの。
 あっ、いや、まぁ・・・。( 親父の土地だから 親父に一度話をしてみよう )

 

親父、今駐車場で借しているあの土地は、今後どうするんだ?
なんだおまえ、そんな心配しているのか。確かに借りてくれる人も少なくなったし、考えないといかんなぁ。ねぇ、ばあさん。

 

そうねぇ。そういえば、町内会の集まりで老人ホームに入れない人が多いって聞いたんだけどね高齢者向けの住宅なんかどうなのかしら。
そうか。高齢者住宅の土地活用を一度調べてみるか。

 

これからの高齢者住宅について教えてください。

プロからのアドバイス

高齢者住宅は時代にあった土地活用法です

超高齢化社会と突入しつつある今、高齢者専用賃貸住宅有料老人ホームなどの高齢者系の建物の土地活用は時代にあった土地活用法と言えます。

後ほどご説明しますが、高齢者専用賃貸住宅は通常の賃貸住宅のように空室を心配する必要もありません。

高齢者住宅が本当に不足しています

2015年には団塊の世代が前期高齢者(65〜74歳)となり、高齢者の方のみの単身世帯(高齢者の一人暮らし)や高齢者夫婦のみの世帯が急増していきます。高齢者の方々は日常生活や健康面、介護が必要になった場合など様々な不安をかかえています。

高齢者世帯の推移  高齢者世帯のうち、「単身」や「夫婦のみ」の高齢者世帯が特に増加しています。

日本は欧米諸国と比較して安心して住める高齢者住宅の数が少なく、安心して住める住環境が求められています。特別養護老人ホームへの入居を待っている高齢者も数十万人います。

各国の介護施設・ケア付き高齢者住宅の状況
我が国における、65歳以上人口に占める高齢者住宅等の定員数の割合は、欧米諸国と比較して少ない。

まだまだ不足している高齢者住宅はこれからの社会が求めているもので、多くの地域の方にも喜ばれることでしょう。政府も様々な政策を打ち出して、これからの高齢化社会に対応していこうとしています。

空室の心配がなさそうで、安心ね。お義母さん、どう思います。 そうね・・・、私たちなんかに 高齢者住宅の管理はできるのかしら。